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集中出来ないやる気が出ない!最近身体の調子が悪い!日々発生する色々な悩み解決方を考えていく


効率的に集中するには「時間密度」が大事!集中力を無駄に持続させるよりも「密度」を大事にしよう!

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「パブロフの犬」をご存知でしょうか。有名なので名前は聞いたことがあるかと思います。生理学者のイワン・パプロフが行った「条件反射」に関する実験です。ベルを鳴らして餌をあげることを繰り返すと、大はベルを鳴らすだけで「条件反射」で唾液が出るようになるというものです。「条件反射」 と言えば 「パプロフの大」 というくらい、有名な実験です。

ワンステップ・メソッドでは、 ストップウォッチを押し、条件反射で集中モードに入るようにします。ストップウォッチを押すことで集中できるようになることができるでしょう。そんなことが出来るのか?と疑問に思ったかもしれません。しかし、実際に「条件反射でモードの切り替え」をしばしば行う事は可能です。たとえば、作業用の音楽を掛けると仕事モードに入れる様に脳に覚えさせる。この様な事も可能です。

たとえば学校の授業。 休み時間にどんなにしゃべっていてもチャイムが鳴ったら授業を受ける態勢に切り替わりますね。ドクターは手術をする場合手術着を着て手袋をはめた途端にモードが切り替わり、「手術モード」になります。狂言和泉流の野村萬斎さんは、このようなモードの切り替えを「型」と呼んでいました。ゴルフのタイガー・ウッズがしばしば見せる、猛烈な追い上げ。有名な 「タイガーチャージ」ですが、タイガーはこの時の状態を「ゾーンに入る」と表現しています。

石ノ森章太郎さんのアニメで 「サイボーグ009」と言うものがあります。奥歯を噛むと「加速装置」が起動して急に動きが早くなる、ワンピースでいえば、ルフィが指をかじる事でギア3モードへと突入する。なんとなくイメージがつかめましたでしょうか?このように一気にモードを切り替えて「集中モード」に入る。これがワンステップメソッドの特徴です。


従来の方法に欠けていた「時間密度」

どんなに綿密に予定を立てて、やるべき事をリストアップしても、やる気と集中力を高めるためのご褒美がなければ人は動けないのです。そして、それを解決するのが「時間(自己ベストを更新し続けること)をご褒美にしてしまう方法」。より上手実生活の中で活かすには、時間を意識することか必要となってきます。

従来の時間管理の方法では 全体の時間の中で、その作業に何時間あてるかを問題にしていました。しかし本当はそうではありません。時間の本質を考えずにただなんとなくスケジュールの立て方を工夫しても結果は変わりません。重要なのは「時間密度」なのです。同じ一時間でも 密度が違えば成果は全然異なります。

たとえばプロ野球の試合で、 ピッチャーの投球間隔が今より3倍長かったらどうなるでしようか。ものすごく間延びした試合になりますね。選手も集中力が落ちますし、パフォーマンスも低下するでしょう。あなたの仕事がはかどらないときというのは、これと同じようなことをしているのです。

あなたがピッチャーだとすれば、キャッチャーのサインに延々と首を振り続けているようなものです。ですが逆に投球間隔を短くすれば、密度は高まりますね。これが時間密度の考え方です。より効率的に、 より多くの成果を生み出すには、 時間密度をどうやって高めるか。これを追求することなのです。

普通にやれば1時間でできる仕事を、 だらだらと2時間でやっていたとします。そんなときは、ご褒美をうまく設定してきちんと1時間でこなせるようにします。でもこれでも本来なら普通のペースです。ここで更にペースを上げる、すなわち時間密度を高めるためにはもう一工夫必要です。

時間の本質は密度にあり、時間密度をどんどん高めていきましょう。