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「 面倒くさい、煩わしい」を生み出す要因とは?面倒なことはステップを減らして解決!

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「面倒くさい!」を生み出す2つの要因

いったい、どのような時に時間密度は低下するのでしょうか?それはズバリ、やりたくない仕事です。やりたくない仕事では、当然やる気は出ません。だらだらと一時間が過ぎてしまい、時間密度は極端に低下します。酷い時にはまったく仕事に取りかかれないような状況が生じます。では、なぜやりたくないのでしようか?多くの場合、 あなたが作業に取りかかるのを邪魔しているのは「面倒くささ」です。そもそも人が何かを「面倒くさい」と思う原因は主に二つ存在します。

心理的時間と物理的時間のギャップ

物理的時間、心理的時間とは何でしようか。物理的時間とは実際に時計で測った時間、今パソコンや携帯電話などに表示されている時間のことをいいます。一方の心理的な時間とは、 あなたが心の中で見積もっている時間のことです。

私の実家の例を挙げてみましょう。「タウンハウス」といって昔の長屋のような集合住宅形式になっているため郵便受けが戸外にあります。そのため新聞を取りにいくときはドアを出て郵便受けまで10m程歩いていきます。実際に所要時間を測ってみると1分ほどしかかからないのですが、心理的には5分くらいかかるのではないかと思っていました。

このぐらい、心理的時間と物理的時間は乖離しているのです。普段私たちは、こうした作業にいちいち時間計測などしません。勝手に頭の中で「このくらいだろう」と判断していますが、実はこれが間違っていることが多いのです。そのために「面倒くさい」と思って、やらずに先送りしていることがたくさんあるのです。

ステップ過多 

そして、 もうひとつの重大な要因がステップ過多です。これはどういうことかという と、 何か作業をする時にステップが多ければ多いほど面倒くさくなるということです。たとえば、朝ジョギングをするとします。目的は走ることですが、実際それに取りかかるまでに多くのステップがあります。

【1】バジャマからジョギングウェアに着替える
【2】 iPodを装着する
【3】携帯や財布などを入れたポーチを装着する
【4】ストレッチをする
【5】玄関に行く
【6】シューズの紐をゆるめる
【7】シューズをはく
【8】シューズの紐をしめる
【9】 iPodを作動させる

などなど、こんな具合に意外に多くのステップが必要なのです。こうしたステップが多ければ多いほど、心理的なハードルは高くなります。そして行動するのが面倒くさくなるのです。いかにストレスを減らすかということですが、「面倒なこと」=「ストレス」と考えていいでしょう。面倒なことが増えるということはストレスが増えることを意味します。

脳科学には 「ワーキングメモリー」という概念がありますこれは将棋で言えば手順のようなものです。詰将棋でも3手詰めだと比較的易しいように 作業の手順も3つくらいまでなら難なく記憶できます。ところがこれが5つに増えると、少し大変になります。短期記憶といって、短期間覚えておく数としては7っくらいが上限と言われています。したがって、脳科学的に見ても覚えておくステップが多いほど脳の負担が増えることになります。

こうした脳の負担、ストレスを減らすためには、ステップを減らすことが一番です。もうひとつは面倒くさくならないような工夫をすることです。


とにかく出来るだけステップを減らし、「面倒臭い!」を減らす事で時間密度はあがる