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集中出来ないやる気が出ない!最近身体の調子が悪い!日々発生する色々な悩み解決方を考えていく


仕事の成功の一歩は「まずは目の前のタスクに全力で集中する」事。後の事は考えない様にしよう

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オリンピックの水泳で2大会連続金メダルを獲得した北島選手。彼のメンタル面の指導をした脳外科医の林成之先生によると、水泳選手は「もうすぐゴールだ」と思うとスピードが落ちてしまうそうです。これを脳科学的に説明すると「もうすぐゴールだからスピードを緩めていいよ」という指令を脳が出しているということになります。そこで「泳ぎ終わって自分のタイムを確認するまで気を抜かないように」と指導したところ選手のパフォーマンスが向上したそうです。これは、 仕事でも勉強でも同様です。

何事も先をあれこれ考えるとパフ ーマンスが低下します。ステップ数の多さに目がいくと「複雑だ」「難しい」「大変だ」と考えてしまったりあるいは「もう少しで終わりだ」と余計なことを考えたりするとパフォーマンスが落ちてしまいます。

目の前のタスクに集中しベストを尽くす

このことからもわかるように、どれだけステップ数が多いことでもパフォーマンスを上げるためには「とにかく目の前の作業に集中すること」です。はじめは 1 秒や2秒しか差がでないかも知れません。しかしたった1秒だとしても長い間には大きな差になります。
時間だけでなくあなたの集中力ややる気は長い間に大きく変わるはすです。

カジュアル衣料品で急成長を続けるユニクロはご存知だとは思います。このユニクロのレジ。普段何気なく買い物をしていますが、大勢並んでいるわりにあまり待たされずに買い物ができると感じたことはありませんか?実は、彼らスタッフはいかに短時間で商品を包装し、袋に詰められるかをストップウォッチで計測しているのです。このような努力の結果、短時間でより多くのお客さんがさばけ、売上も上昇するのです。

あなたが、 ビジネスや勉強で最高のパフォーマンスを目指したいのであれば 当然このような努力が必要でしょう。まずは先のステップではなく、今目の前にあるタスクに集中し、ベストを尽くす。ここから成功の一歩がはじまります。
  

多くの人が成功できない要因

ちなみに、 ここでいう成功とは「目標を設定し、それを達成すること」とします。ーロに成功といっても意味は曖味ですし、いろいろな解釈が生じてきます。そこで、 本書では成功の定義はわかりやすくシンプルなものにします。成功できない要因。それは実は簡単です。成功に向かって歩いていないから。ただそれだけのことなのです。

たとえば、東大理Ⅲに行くと公言している高校生が5人いたとします。しかし、結果的に東大理Ⅲに入れたのは一人だけでした。その違いは明白です。合格した生徒は東大理Ⅲ合格という目標に向かって歩いていたのに対し、他の人達は全然違う方向に歩いていたからです。ビジネスでも資格試験でも同じことです。

たとえば、資格試験合格を目指している人が、仕事帰りに同僚と飲み屋に行ってしまったらどうでしよう?これは明らかに成功という方向に向かっていませんね。もちろん、たまに寄り道するくらいなら問題ないでしよう。しかし、これが頻繁になれば成功からは遠のいてしまいます。

多くの人が成功できない要因。それは成功という方向に向かって歩いていないからです。