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集中出来ないやる気が出ない!最近身体の調子が悪い!日々発生する色々な悩み解決方を考えていく


どうしても一冊の本を全部読めきれない人の為の簡単な方法はこれ!勉強のベース力をあげよう

ペラペラと早くめくられている本

速読ってよく聞くけど本当に出来るの?

ビジネスや勉強のスキルの一つとして、 速読法というのはよく話題に上りますよね。
本がなるべく早く正確に読めたら、 それだけたくさんの情報を短時間で脳にインプットすることが出来る様になります。

この高度情報化社会において誰もが欲しがるスキルの一つと言えるのではないでしょうか。本当に今の時代情報の量も多いですし、流れ込んでくる速度も速いですから。

巷にも様々な速読法の書籍やセミナーなどが溢れていますが、医学的に見て本当に速読は可能でしょうか?結論から言うと、答えはイエスです。

 すでに速読を実践している方は「そんなもの当たり前だろ!と」声に出しているかもしれませんね。


読書とは少し違いますが、将棋のプロは誰か他の人が対局している盤面をチラッ!と見ただけで、今どんな状況で次にどんな手が考えられるかわかってしまいます。このように自分が熟知している対象であればあるほど、人は一瞬見ただけで全体像も細部に至るまで、認識することが可能です。

読書も例外ではありません。そのページを一瞬パラッと開いて見ただけで把握することは可能なはず。ただし、それを実行するためには条件があります。

まず、自分が知らないジャンルで難解な用語が並んでいるような文章はダメです。たとえば、医学知識のまったくない人が医学用語ばかり並んでいる文章をいきなり速読出来るわけが無いですよね。理解出来ませんし。

もう1一つは、文章がすんなりと頭に入ってくるような意識状態を作る事。読書に集中できていなければ、

 

1冊の本を全て読みきるには目の前の文章に集中する

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速読は実際には可能だと言いましたが、1冊を1分で読んで完璧に理解してしまうとか、難しい専門書なんかを30分で完璧に理解するなんて芸当は不可能に近いです。それが出来るなら、速読の達人はあらゆる分野の専門家になれるはずですよね…速読さえ勉強すれば完璧人間になれるはずですけど、そんな人、見たことないです。

普通の人が可能な速読のレベルというのは、通常、読む速度の数倍から早くても10倍程度ではないでしょうか。読書の場合も、まずやるべきことは同じ。目の前の文章に集中することです。

大きな本マグロを食べるにはどうしたらいいかわかりますか?大きなマグロを一口で食べることはできません。小さく切って、捌いて、ーローロ食べていくしかありません。
(自分で書いていてマグロを食べたくなって来ました)読書もそれと同じです。一文一文、一段落一段落の積み重ねが1冊の本となって出来上がります。


1冊の本を読むためには、 まず目の前の文章に集中するしかありません。分厚い本を見ると、あまりのページ数の多さに、うわぁ…と気が滅入って読む気がしなくなるかもしれませんが、結局、本のページが多かろうと、少なかろうと、どんな分量でもやるべきことは同じです。

駅で電車を待つ数分間、電車での移動時間、待ち合わせで早く到着してしまった時の、そのわずかな時間でも集中すれば数ページ読むことが出来ます。そうした積み重ねが、1冊の本の読破に繋がります。


こんな短い時間じゃちょっとしか読めないじゃないか!と考えるのではなく、短い時間でも一歩づつ、少しづつでも前進できるんだと考えましょう。