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仕事や色々な悩みを解決し隊

集中出来ないやる気が出ない!最近身体の調子が悪い!日々発生する色々な悩み解決方を考えていく


やる気を出す 3つのスピードハック術

メンタル・感情 メンタル・感情-やる気・集中力

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「気になることを、すべて書き出す」これは、仕事を成し遂げる技術の著者、デビッド・アレン氏の持論。もう少し細かく説明すると、「3時間かけて自分が気になることをすべて1枚の紙に落とす」ということです。

 

1.懸案事項をすべて書き出し整理する

これはやってみるとわかりますが、3時間というのは気になることをすべて書き出す時間としては、長すぎます。そこまでやりたい事があるわけもなく、企画者を書き上げるわけでもないのですぐにネタが尽きてしまいます。

デビッド・アレン氏は事実上、いわゆる長期記憶、頭のどこかに収まっている「気になること」まで、根こそぎ引きすり出してこいと言っているわけです。

そうすることの何がスピードアップに繋がるかというと「頭の中が空っぽになり懸案事項を覚えておかずにすんでスッキリする」という効果もありますが、確実に享受できるメリットとしては「思い出す時間」を節約できる点にあります。 

【懸案事項】
読み方:けんあんじこう
気掛かりなこと事柄、問題になっている事項、懸案される課題、などの意味の表現

懸案事項とは - 日本語表現辞典 Weblio辞書

 3時間かけて「懸案事項」をすべて紙に書き出したということは、それを思い出すのに要する時間は3時間である、と言う意味。これはトートロジーの様なものすが、それでも私達は普段この事を忘れていて、気になる事を思い出すのにそれほど時間はかからないと思っています。

実際には、3時間かかって思い出すことを3回ずつ思い出していけば10時間近く必要。更に言えば、思い出そうとしても思い出せない事柄もあるのでもっと時間はかかるはず。人間は、思考するのにも記憶の再生をするにも、それなりの時間を費やしています。思い出しては忘れ、忘れては思い出すという心理作業は、相当の時間のロスです。

 

優先的にやることをしらみつぶしにしていく

もう一つは言うまでもなく、実際に書き出した事項について、処理して仕事を前に進めることが出来るというメリットがあります。たとえば、次のように仕分けして、それから優先的な仕事をしらみつぶしにしていくのもよいでしょう。

①”やらない事”にすること
②真っ先に処理すること
③徐々に処理すること
④後で処理すること
⑤いつかは実現したいこと

この中でも①は非常に大切。やらないと決めたことは、紙に書き出しただけでタスク完了になるからです。そして、やる必要が無いわけですから、それを二度と思い出す必要もありません。

紙に一度だけ書き落とすことで、思い出すべき事項を減らし、心配事も1つ減る。全体として考えてみれば、これはかなりのスピードアップ術といえるでしょう。

ただ、懸案事頂を書き出すために、3時間はもったいないような気がするかもしれません。しかし、何もかも短期記憶に頼って済まそうとして、毎回記憶を整理していればそこで惜しんでいる3時間の2倍もの時間を無駄にしている可能性があります。

 

2.やると決めたことは他人に意思表明する

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本音をいってしまえば、やりたくないことはリストに書いてあろうが締め切りが迫っていようがそれに対してやる気を出すのは難しい。しかし、やる気が出ないからといってやり出さなければ永遠にやり終わりません。

わざわざこんなことを文字にして書いてみると何やら馬鹿げた事を考えている様な感じになってしまいますが、これが一番難しい問題かもしれません。

野口悠紀雄氏の 『超手帳法』 (講談社) ではこの問題に対して、「恥の概念を使って対応しよう」というアイデアが提唱されています。要するに「やると決めたことを、みんなに吹聴する」というライフハックです。

 

日本人は「恥をかく」事を恐れる傾向がある

日本人は「恥をかく」ことに対する恐れが強いので、やると内外に触れ回っておきながら、やらずに恥をかくというペナルティは心理的に大きな効果かある、という指摘です。

ちなみに「決意表明する」という提案は、アメリカ人のライフハックス・サイトでもアナウンスされています。ということは、「恥を恐れる」という心理的効果は、アメリカにもきちんとあるようです。 いうまでもなく、「面倒ごとは先送りにしたい」という心理もアメリカ人にもたしかに存在すると言うこと。

心理学一般の立場にたつと、ネガティブな何かに追い立てられるよりも、ポジティプな何かを追い求めて行動を起こす方が精神衛生上好ましいといえます。

 

ムチよりも”アメ”を活用する方が効果的

似て非なる事例として、子供を叱って育てる(ムチ)よりも、褒めて伸ばす(アメ)方が理想的です。

「アメ」と「ムチ」ということでいえば、ムチよりアメを活用する方が仕事を高速に処理す上では望ましいのですが、このことは必すしもムチを使うべきでは良いということではありません。ムチも使う必要があるならば使うべきでしょう。

それに「決意表明」はたしかに「公約」が果たせなくては恥をかくという「恐れ」を生み出す効果かありますが、同時に「公約を果たそう」という前向きな気持ちも生み出します。もちろん個人差はありますが、公約を掲げることによって、前向きな気持ちが生じるという人は、決して少なくはないです。

むしろ一番間題なのは、公約を一切掲げないために、自分のやるべきことが他人に伝わらないのはもちろん、自分でもよくわからなくなってしまう状態です。

こうなってはもはや 「やるべきこと」 に向かう気持ちなど抱きようがありません。何かに手をつけるたびに、やるべきことは何なのかをいちいち思い出したり、あるいはやるべきことを完全に忘れてしまったりして時間を無駄にしてしまいます。

 

3.完璧主義をやめるといいことばかり

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「現実的なゴールを設定する」前に、まず「非現実的なゴールとは何か」を考えてみましょう。「非現実的なゴール」とは、「大きいゴール」のことではありません。大きいゴールであれば分割することで対応できるからです。

その点からすれば、非現実的なゴールとは「細かくも詳しくも分割できないようなゴール」と考えられます。

たとえば、すごく散らかった部屋を片付けて綺麗にするというのは「大きなゴール」ではありますが、先が見えている現実的な目標です。しかし、すでに片付いている部屋を完璧に片付けるというのは、完璧の程度にもよりますが非現実的なゴールといっても良いでしょう。

綺麗な部屋をもっと完璧に綺麗にしろ!と言われれば徹底的に無い所から荒を探すしかありません。これはかなり辛い事。

 

「完璧主義」と「非現実的なゴール」は表裏一体

料理で言えば元々すごく不味かった料理を”ある程度美味しくする”のは簡単。「完成されたこれ以上にない最高傑作の料理」を更に美味しくしろ、と言われてもかなり大変です。先が見えません。

掃除や料理にかぎらず、一般的に「完璧主義」と「非現実的なゴール」は同じコインの表と裏。完璧主義が非現実的なゴールの設定という罠に陥りやすい理由は、あらゆる事柄を完全にコントロールしようとするから。

部屋にある全ての物を把握しておきたいとか、職場のすべての書類を完璧に管理したいとか、初めから不可能なことを達成しようという希望に基づき、その気分でタスクリストを作ってしまうのです。

 

双極障害の人が立てる計画は現実的ではない

「双極障害」という気分障害があります。俗に「躁鬱病」と呼ばれる病気ですが、気分の揺れが「超」ポジティブと「超ネガティブ」の間をふれてしまって、ほどよい安定感に欠ける病気です。

この障害にかかっている人の人生は、 「何をしても空しくて、死んでしまいたい」というどん底の気分と、「何もかもが完璧にすばらしく、人生全体が輝きに満ちている」 の、どちらかになってしまいます。

後者の 「輝きに満ちているー気分のときには、自分自身についても万能感覚があって、どんなことでも達成できると確信します。それほど極端ではないにせよ、 完璧主義の人もしばしば、 そうした気分に支配されるようです。

その気分のときには、普段なら当然持っているはすの不安など一掃できそうな気がして、ネガテイプな問題を全部解決できるようなとてつもない計画を立ててしまう。しかし、そんな計画は現実の生活で達成できるはずがありません。

 

思いきって余計なタスクは消してしまう

ですから、 細かくもできす、具体的に言い換えることもできないようなタスクは、消してしまいましょう。余計なタスクは”ノイズ”になって、タスク処理の妨げとなります。 いつまでも同じタスクを消せずに先延ばしにすると自分が「ダメな」人間に思えてきてプライドを損ないます。

自尊心が傷つくと、仕事の処理能力は落ちます。それらはまったく不要なこと。あっさりと消す事で気分は多少なりともすっきりし、自分の時間を増やす事ができるでしょう。 

 

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