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レーシックを検討している人が知っておくべきポイント。本当に今の視力で必要なのか、手術の値段は?

レーシック後の眼

普段モニタを一日中眺めている関係から、眼精疲労などに悩まされた時期がありました。現在は眼鏡の調整を繰り返したり、サプリメントを試したりして今に至ります。

私は激しい運動もしないので、PC専用の眼鏡と普段用の眼鏡を作り生活しています。ですが、その人のライフスタイルによっては眼鏡やコンタクトレンズよりもレーシックの方が快適になる方も多いのではないでしょうか。

 

そもそも、「レーシック」とはどのような手術なのか

「レーシック(LASIK=Laser in Situ Keratomileusis、ケラトミューレーシス)という手術をレーザーを用いて行う意」とは、近視矯正手術の方法の一つです。角膜の表面を切り開いてフラップと呼ばれる「蓋(ふた)」を作り、その内側にエキシマレーザーを当てて角膜を削ります。

角膜の形状をレーザーで変えることにより、角膜の屈折力を変化させ、視力を矯正する手術です。一般的には手術時間は230分程で、術後は比較的短時間の「一時間」程度、安静にしているだけでよく入院の必要もありません。

日本では20年程前に手術で使用するエキシマレーザーが厚生省(現在の厚生労働省)で認可され、世間一般に広く知られるようになりました。レーシックの名前だけは知っている、という方も多いのではないでしょうか。

近視矯正手術にはいくつかの術式がありますが、中でもレーシックは精度が高く、安全性や再現性に優れた角膜屈折矯正手術として世界中で実施されています。日本では年間約50万人が受けており、その数は年々増加している様です。

 

レーシックの特徴についてのポイント

・手術時間が20~30分と短く、入院の必要がない
・術後の視力回復が早い
・精度が高く、安全性に優れている
・術後の視力は原則希望通りになる 

 

ケラトミュレーシスって?

約65年前に行われていた表層角膜移植の一種。角膜の表面を切り取り、その裏側の角膜実質を刃物で削り近視矯正効果を得るという手術。角膜表面を完全に切り離してしまうため、当時は切り取った角膜を縫合することで固定していました。(角膜の縫合、なんて聞くだけでリスクが大きそうで恐怖を感じます)

その後エキシマレーザーの登場で、角膜表面の一部を繋げフラップを作成し、その内側をレーザーで削るというレーシックの考え方が生まれ、飛躍的に安全性が高まりました。

 

レーシックは近視を治す魔法の手術?そうではない

レーシックはここ20年程で広がった画期的な手術です。しかしレーシックは「角膜の上にレンズを焼き付けるようなもの」で、メガネやコンタクトレンズの様に自由に取り外す事は不可能です。目の性能を単純に上げるわけではなく、あくまで角膜の屈折力を変化させるだけの手術だと理解しておいてください。

現在、あなたがメガネやコンタクトレンズを使用しているとします。眼精疲労や目の乾き、頭痛、度数が自分に合わないなどの不満があるのであれば、自分に必要な視力と現在の矯正度数にギャップがあります。現在の矯正度数などを見直すことで、その悩みの多くが解消されるでしょう。

その上で毎日のコンタクトレンズのケアやメガネの取り扱いに煩ずらわしさを感じたり、スポーツをしていて職業上の理由でメガネやコンタクトレンズが使用出来ない、邪魔なのであれば、レーシックを選択肢に入れましょう。

目に何らかの不満があるままレーシックを受けるのは、手術でその状態を固定してしまうようなもの。レーシックですべての不満を解消したいと考えるべきではないです。日頃の目の使い方を考え、自分にあった矯正度数や矯正方法を選ぶ事が大切と言えます。

 

メガネやコンタクトレンズの問題をまずは解消してから

メガネやコンタクトレンズの度数を少し落とすことで疲れ目やドライアイを軽減出来る事が多いです。レンズを無償で交換出来るサービスがあるメガネ屋さんでメガネを作る、まずは安い眼鏡で試してみるなども手です。

 

レーシックは何をもって「成功」と言えるのか

レーシックに成功した人

自分にとって望ましい見え方(ゴール)を決めることが大切。たとえば術後視力1.5がゴールと決めたなら、1.5になれば成功です。

術後視力1.5が達成されてもこんな不満を感じる様になるかも

・手術前に思い描いていた理想の見え方と何か違う
・視力自体はよくなったけど、目が乾燥したり充血したりする
・遠くはよく見えるけれど、近くを見ると疲れてしまうようになった
・夜間の視力が悪くなってしまった
・左右の見え方のバランスがなんだか悪い

レーシックが成功したかどうかは結局本人の満足度に左右されます。手術を受ける前に医師からよく説明を受けた上で、意見を細かく交換すれば自分に適し視力がより明確になります。

こんなことを言ったら嫌がられるかな?面倒かな?などと思わず、少しでも疑問に思ったことは聞くようにしましょう。

日常生活に必要な視力ってどのぐらいあればいいの?

デスクワークなどで近くを見続けて、目を酷使することが多い現代の日本人には視力0.7~1.0もあれば十分です。スポーツ選手や特殊な職業についている方はもっと視力を必要とする場合があります。※飛行機のパイロットに必要な視力は矯正後の両眼で1.0以上だと言われています

まずは、普段自分がどういった目の使い方をしているのか思い返してみましょう。
イフスタイルや職業にとって、必要な視力は異なります。

手術費用はどのぐらいかかるの?

レーシック専門クリニック

10万~30万円程度
最も安価なのがレーシック専門のクリニックです。10万円以下のプランも存在します。
一日あたりの手術件数を増やして、薄利多売の営業形態をとっています。

一般の眼科

25~40万円程度
眼科にとって多少の違いがあります。手術件数が少ない為、レーシックの専門クリニックに比べてどうしても高くなります。

大学病院

30~40万円程度
一般の眼科と同様、手術件数が専門クリニック程多くない為に高くなります。

眼鏡やコンタクトの購入に健康保険が使用出来ないのと同様に、レーシックも自費診療となります。ですが、費用の負担を軽減する方法も存在します。

医療費控除

医療費が年間10万以上かかった場合確定申告の際に医療費免除対象になります。
※領収書が必要

手術金給付

生命保険によっては手術給付金を受け取る事が出来ます。保険会社やプランによりますので、加入されている方は一度確認を。


いかがでしょうか。一時期色々と問題になったレーシックですが、もちろん成功している方は大勢います。技術も年々あがっていますし、技法も新しくどんどん生み出されています。まずはレーシックについてよく理解し、必要かどうかをよく考えてから病院やクリニックを訪れましょう。

私が飲んでよかった眼精疲労に有効なサプリなどについても今後取り上げたいと思います。

 

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