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集中出来ないやる気が出ない!最近身体の調子が悪い!日々発生する色々な悩み解決方を考えていく


心の余裕がなくなっていませんか?すぐイライラする人は脳を使いすぎているのかも

心に余裕がなくイライラしている人

平時なら問題なこなせる仕事も、締め切りが迫っていたり急に別の仕事をふられたり、予測不能なことが色々と重なってしまい、いっぱいいっぱいになってしまった。誰しもこういった経験は見に覚えがあるのではないでしょうか。

 

ストレスが溜まりやすく、イライラする事が多い現代社会

特に、現代は便利な通信機器のおかげで仕事でもプライベートでも、常に瞬時の対応が求められることが多くなりますます気の休まる時間は少なくなってきています。脳は長期間、過度の緊張状態に置かれると、オーバーワークで働きが鈍くなってしまいます。

この状態を続けると、知らず知らずのうちに脳の処理力が低下し、キレやすくなったり、感情のコントロールができずに周囲にあたり散らしてしまうことも起こりやすくなります。

この現代社会はイライラしたり、怒りたくなる事が本当に多い時代。キレるのは若者だけでなく、いい歳をした大人が暴力事件を起こすなんてこともニュースでしばしば耳にします。実際に、飲食店などで店員の方にくだらないことで文句や苦情を言っている人を見かけたことはないでしょうか?もし、自分がいっぱいいっぱいを通り越してキレそうな怒りを感じたとき、その怒りについて少し考えてみてください。

 

あなたの怒りが三つの特徴のうち一つでもあてはまれば、危険なサインです。

・自分でもいつなにをしでかすかわからない「衝動性」
・誰が見てもそんなことで怒らないでも…という事例で怒っているのは「あからさま」
・自分でも「コントロール不能」に陥ることがある

自分をどうすることもできなかった、ということがよく起こるという人は、「器が小さい」可能性が高いのです。やっかいなことに「器の小ささ」は自分ではなかなか気づきません。まわりから見れば、一目瞭然でも本人には自覚がありません。では、そもそも怒りとは、どういうものか少し考えてみましょう。

 

怒りには大きく分けると二種類ある

一つ目は、敵意を持って感情的になって相手にぶつかっていく攻撃的な怒り。二つ目は、他人の攻撃から自分を防衛するとき、あるいは格闘技などスポーツでの攻め守りのような、いわばルールの定まった受動的な怒りです。現実社会で問題になるのは、前者の怒り。敵意に満ちた攻撃的な怒りは、前述した三つの「衝動性」「あからさま」「コントロール不能」これらの敵意を持っています。

器の大きい人といえども、怒りの感情をまったく持たないことはないでしょう。ですが、器の大きい人が怒りの感情をたとえ持ったとしても、怒りの性質は今挙げた三つの特徴の逆です。器の大きい人の怒りは、「計画された」「内に秘めた」「コントロール可能」な怒りです。ですから、怒りにまかせて職場の雰囲気を壊したり、社員を萎縮させることはありません。

人間に比べて動物の怒りは、本質的です。彼らは子孫を残すために、雄同士が争うことがほとんど。彼らの争いに伴う怒りは合目的なものであって、けっして「キレて」いるわけではありません。

 

キレそうになった時は一呼吸置いて「心理作業」をする

f:id:msnki:20160531002730j:plainもし、キレそうな怒りを持ったときは、怒りを「計画された」「内に秘めた」「コントロール可能」なものに変える必要があります。科学的な根拠はあとの項目に譲って、現実的な対応策を教えます。

まずは一呼吸、特に吐く時間を長目に取って、気分を落ち着かせます。吐く呼吸は心身の興奮を和らげる副交感神経の働きを高めます。そして、自分の本来の日標としているものはなにかを考え直す。自分のゴールを再確認するという心理作業です。器が大きくなっていくと、一番重要なものは何かを考えられるようになります。

イライラした時はキレる前に本来の自分の目標や目的は何か、考え直し立ち返りましょう。