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お茶は口臭に効果的 食後に1杯飲むだけで虫歯や口臭を対策・予防出来る

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「歯医者が好き」という人は殆ど存在しないではないでしょうか。大人になっても歯を削る音を聞くと、鳥肌が立ってしまうという人も少なくないのでは。

最近では痛みをともなわない無痛治療などもありますが、虫歯の痛みは「弁慶の涙」まで引き合いに出されるほど耐えがたいもの。虫歯を放置しておくと口臭に繋がる事もありますし、できれば歯医者や虫歯とは無縁でいたいというのが本音です。

 

気になるになる日臭・虫歯も一杯のお茶で予防

お茶に含まれるフッ素やカテキンか、虫歯にならない歯を作ってくれるのをご存知の方はいるでしょうか。

最近の若い人たちの間では虫歯予防というよりも口臭を気にしてか、朝や夜だけではなく、昼食のあとでも歯を磨く人がたくさんいると聞きます。こうした傾向はロ内衛生の面から考えるとたいへん好ましいことですが、わざわざそこまでしなくても食後にたった一杯のお茶を飲むだけでも十分な効果を得られます。

お茶と虫歯の関係は最近になってはじめて気づかれたものではありません。イランでは乳幼児に搾乳後、紅茶でうがいをさせる習慣があります。日本でも虫歯予防効果に関するさまざまなエピソードが報告されています。

大茶産地として知られるようになった鹿児島県・知覧の小学校では、児童のあいだでふえ続ける虫歯対策として、給食後にみんなでお茶を飲み始めました。すると、虫歯を持つ児童の数が激減したそうです。また、静岡県の茶産地にある歯医者さんは子どもの虫歯予防について指導するときに、緑茶を飲む習慣をつけることをすすめています。

 

お茶の「フッ素」で虫歯を予防出来る

虫歯は、歯の表面についた食べ物のカスがロ内の細菌によって分解されて酸になり、その酸が歯のエナメル質を溶かすことによって起こります。

そして虫歯菌は、放っておけばどんどん増殖してほかの歯のエナメル質まで溶かしてしまいます。虫歯というのは、虫歯菌による一種の感染症。虫歯菌は砂糖を栄養源として「グルカン」という水に溶けない物質をつくります。虫歯とグルカンは団子状になって歯に付着。これが「歯垢」です。

虫歯菌は歯垢の中で酸を作りますが、この酸が歯を溶かして虫歯を作るわけです。こうした虫歯になるプロセスを考えると、お茶が虫歯予防に非常に有効であることかわかります。なぜなら、お茶にはフッ素が含まれており、それが歯の表面を強くして歯がかけるのを防ぐからです。

 

抗菌作用がある茶カテキンがたっぷり含まれているお茶

さらに、あとで詳しく説明しますが茶カテキンには抗菌作用があります。それが虫歯のもとになる虫歯菌の繁殖を防ぎ、虫歯菌が巣くう歯垢の形成を妨げるのです。たとえば、茶カテキンを0.05パーセント含む水溶液に虫歯菌を入れたところ、短時間で虫歯菌を全滅させたというデータもあります。

このとき、食塩水では 虫歯菌をそれほど殺すことはできません。毎食後一杯のお茶を飲む習慣をつけるだけで、歯医者の世話にならないですみます。ですので、今すぐにでも始める価値があります。

とくに、永久歯に生え替わるころの子どもにお茶を飲む習慣をつけさせるのは丈夫で健康な歯の子どもにするための、親の大事な勤めではないでしょうか。

 

茶カテキンの″ロ臭防止効果″の活用術

焼肉レストランなどでは、焼肉のタレなどにはいっているニンニク臭を消す為帰り際にレジでガムをくれるところがあります。このニンニク臭い息を好きと言う人はあまりいません。ニンニクのにおいにかぎらずロ臭というのは、自分では気づきにくいだけに気になるもの。

この様な時は、食後にお茶を飲むと良いでしょう。食後のお茶が、ロ臭の予防やニンニンク臭などを消す働きがあります。この働きはガムに添加するなどの形ですでに商品化され始めていますが、食後にお茶を一杯飲むだけでも十分ロ臭を予防する効果があります。

また、最近は男女を問わす、エチケットとして口臭予防がブームにすらなっているようで、歯磨きだけでなく、ロ臭予防薬まで使う人が増えています。

オフィスでいわれるマナーの一つに、「来客の接待は、化粧品をつけた手でしてはならない」というものかあります。これは湯飲みに化粧品がつくのを避けるためと思っているる人もいるようですが、そうではありません。

脱臭作用を持つお茶が、敏感に化粧品のにおいを吸い取ってしまい、その結果お客様が化粧品のにおいのするお茶を飲まされることになるからです。ご存知でしたか?

 

お茶が持つ特性は昔からさまざまな形で利用されている

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たとえば、冷えた番茶で魚を洗うと、魚介類の生臭さやぬめりがとれる、乾燥した茶がらをトイレに置くとにおいを取り除く、乾燥した茶がらをいぶすと洋服の防虫剤のにおいが取れる、濡れた茶がらを畳などにまいてほうきで掃くと、ほこりとにおいが取れる。というように、昔の人は経験の中から、役立つ知恵をつむぎ出しています。

こうした効果を裏付ける実験結果もあります。それが、魚の生臭さとニンニンクのにおいについて、茶カテキンがどのような効果を示すかを調べたものです。

魚の生臭さの正体トリメチルアミンには、茶カテキンの濃度が0.5パーセントの水溶液を。ニンニク臭の正体である物質、アリルサルファイドには茶カテキンの濃度をそれぞれ2パーセントと4パーセントにした水溶液をそれぞれ混ぜて分析してみました。

その結果、一般的なにおい吸収剤、サイクロデキストリンよりもはるかに優れた脱臭力を示しました。

また、においの強いものを食べたあとだけでなく、いつも口が臭いという人は、ロの中に細菌が発生している場合が多いといえます。その場合もやはり、お茶が効果を発揮します。虫歯のところでもお話ししたように、お茶には抗菌性があってロの中の細菌を殺す事が出来ます。

ロ臭予防液やロ臭予防ガムも良いですが、 お茶ならいつでもどこでも手軽に、しかもおいしく飲むことが可能です。これを利用しないで、食後に甘いジュースやコーヒーなどを飲むというのはもったいない話ではないでしょうか。

 

お茶をよく飲む人の歯にはタバコのヤニがつきにくい

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白い歯は清縲感の象徴のようによくいわれますが、歯に関する脳みは虫歯やロ臭だけでなく、ヘビースモーカーにとっては タバコのヤニも大きな問題でしょう。いくら磨いてもすっかり黄ばんだままの歯列を眺めて、顔をしかめた覚えのある愛煙家は少なくないに違いありません。 

お茶には、 この歯についたヤニを取る効果もあります。たとえば、 お茶の味を審査をする人たちはタバコをたくさん吸っている人でも歯に黄ばみがありません。これは茶カテキンや紅茶に含まれるテアフラビン(紅茶の赤い色素)によるものであることがわかっています。

タバコの煙は「紫煙」などといいますが、この紫煙というのは灰皿に置いたタバコの煙をさしています。「副流煙」と呼ばれるこの煙は、 風が吹いていなければ実際に紫色に見えます。副流煙に対して、タバコから直接吸い込む煙を「主流煙」といいますが
歯の黄ばみの原因であるヤニは、この主流煙に含まれているものです。

 

茶カテキンにはヤニを落としてくれる効果がある

主流煙と茶カテキン、およびテアフラビンの関係を調べた実験があります。農林水産省・茶業試験場の岡田文雄研究官らは、タバコの吸い殻からヤニの水溶液をつくり、 これに茶カテキンを混ぜてその変化を調べました。

液体は最初、混濁した状態でしたが、徐々に沈澱物ができてきました。この現象は、タバコのヤニと茶カテキンとの結合により起きたもので、二つの物質が結合しやすいことを表しています。

また、それとは別に市販されているチューインガムに、タバコの吸殻のフィルターをのせ、上から軽くたたいてヤニ臭を付着させる実験をしてみた所、茶カテキンを混せたチューインガムのほうにヤニのにおいが強くついたのです。

また、茶カテキンを加えた練り歯磨きで歯を磨くと一週間ほどで歯ブラシがヤニ色になりました。このように、茶カテキンはタバコのヤニと結合し、歯からヤニを取り去る働きを持っています。お茶を飲むだけで手軽にヤニの付着を防止することが出来る、こんなに簡単な方法はありません。 

ヘビースモーカーの方はタバコを吸った後に是非1杯のお茶を習慣づけましょう。

 

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