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運動で脳の細胞を増やすことが出来る?それには「やや辛いウォーキング」が効果的

やや辛いウォーキング

今までは「大人になったら脳の細胞は減っていく一方」と信じられていましたが、1990年にアメリカの研究者によって、大人の脳でも神経幹細胞という細胞によって新たな脳細胞か生み出されることが突き止められました。

どのようにすれば肭細胞の新たな誕生が促進されるのか、動物を使って研究がされた結果、考えさせるような知的刺激を与えたり、運動させたりすることによって、神経幹細胞の分裂か刺激されて脳の細胞が増えることがわかりました。人間でもこの研究結果を実証するような調査結果が得られています。

つまり読書や頭を使うゲーム、楽器演奏、調べ物など脳に知的刺激を送り込む様なことを日々行っている人ほど認知症になり辛く、いつまでも判断力や理解力が保たれて新しいことを覚える能力も維持されているということです。

 

Wiiが脳の活性化や認知症予防に役立つ?

これを見て「Wiiなどのゲームも効果があるのでは?ぼんやりと受け身でテレビを眺めているよりも、はるかに能動的で脳への刺激があるはず」と思っていたら、実際にアメリカのオハイオ州立大学医療センターでは、脳や脊髄を損傷した患者さんのリハビリにすでにを取り入れているという事がわかりました。バランス感覚や、体各所の協調性を回復させるのにWiiが役立っているようです。

また運動は、人間では認知症になるリスクを減らす可能性のあることがわかっていて、
日常の歩行距離か長い人ほど、そして歩行スピードか速い人ほど、認知症になる危険性が減るという結果が得られています。

そこでオススメするのが、(やや辛い)ウォーキングです。

 

やや辛いウォーキングによって様々な利点・効果が

普段よりも大股でスピードを速めてウォーキングし、歩行に必要な筋肉、特に速筋の萎縮を防ぎ、加齢による歩行スピードの低下を防ぐ。そうやって、認知症になる確率を下げるわけです。更に、ウォーキングは認知症の予防だけでなく脳を活性化させて頭の回転を早くしたりします。つまり、頭がよくなる効果が見込めます。ウォーキングには他にも様々な利点が。 


ただし、ウォーキングの間ずっと”やや辛い思い”をする必要はありません。短い時間でも効果がありますので30分間ウォーキングをするのであれば、そのうちの10分間だけ”やや辛いウォーキング”を行えば十分。

まだ認知症の心配はないとしても、軽い運動よりも、少し負荷のかかる程度の運動のほうか死亡率を引き下ける効果があるという研究結果もありますので、いまのうちから日常の中にやや辛い運動を取り入れていったほうがいいでしょう。

ところで、なせやや辛い運動が死亡率を下げるのかといいますと、その分カロリーが消費されて生活習慣病が遠ざかったり、心肺機能が鍛えられたりするということもありますが「適度の酸素消費による体内での活性酸素発生が体の活性酸素除去能能力をさらに強める」事も大きく関係しているのではないかと考えられています。

 

あくまでも”やや辛い”であって、辛すぎないようにすることが大切

サイクリングや精力的なランニング、テニスなどのスポーツなどでは、運動は激しくなるにつれて逆に死亡率が上がる可能性があります。あまり激しい運動を行うと、心臓などに過度の負荷がかかってしまったり酸化ストレスが過多になってしまったりしてむしろ健康維持の面でマイナスになるかもしれないということ。

更に中年期のBMIの増加が認知症になるリスクを増加させる可能性があるとの研究結果も報告されているとか。このやや辛いウォーキングでメタボリック症候群も同時に予防出来るので、一石二鳥です。