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目で心理がわかる?目線や視線、目の動きからみるしぐさの心理学

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「目は口ほどに物を言う」「目は心の鏡」などといわれる通り、目・視線は人の心理状態や性格をよく表します。もともと目は、情報の取り入れとそれに対するフィードバックという役割を持っています。

細かいサインのやりとりが目線によっておこなわれている

情報の取り入れというのは、目の前の対象に関するさまざまな情報を自分の中に取り込むこと。相手の表情や印象、服装、手ぶり、身ぶりなどから、相手について何らかの判断を下します。見ることは、判断材料を集めるための重要な手段です。しかも、相手に対する関心や好意の度合いによって、視線の合わせ方が変わります。

相手の情報を得ると、それについての反応を相手に対して返すことも、目の役割のひとつです。相手に好意を持っていることを「相手を見つめること」で表現する、といったような事、これが情報のフィードバックです。

目のこうした働きは、互いにコミュニケーションをとるために大きな意味を持ちます。
知らない人と電話で会話をすると、非常に話しにくいのは目による情報の取り入れや、互いの視線によるやりとりができないから。相手の表情も見えないし、自分の反応も伝えにくいわけです。

 

顔が見えないやりとりが難しいのは視線がわからないから

たとえば、自分の話が区切りに近くなると自然と人は視線を相手から外します。そうすると相手は「そろそろ私が話をする番かな」と思って、自分が話始める心の準備をします。心理実験でも、そういった細かいサインのやりとりが、目線の動きによって行なわれていることがわかっています。

電話だとそうした視線のやりとりができず、話の受け渡しのタイミングが計りにくい。
それで話にくくなるわけです。視線をあまり合わせない人とは話がしにくいのも、同じような理由によると言えるでしょう。

 

視線でわかる「好きのメッセージ」「嫌いのメッセージ」

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視線合わせと視線はずしの心理的意昧とは?一般的に、視線を合わせることは相手に対する好意や関心を伝えるプラスのしぐさと考えられています。相手に好意や関心を持っていれば自然に相手の目を見ることになりますし、視線を合わせられた側は、相手が自分に好意や関心をもっていると感じる。視目を線合わせる回数や時間が長いほど、好意や関心の度合が強いのが普通です。

当然、視線を合わせないこと、あるいは視線を外す事は基本的にはマイナスのしぐさ。あなたが話しているときにそっぽを向いている人はあなたに対して好意的とは言えません。あなたが発信する情報を受け入れる意思がない。「私があなたのことが好きでない」というサインです。

視線を合わせないことは、自分から情報を発信しないことを意味することもあります。「あなたに言いたいことはない」ということ。極端に言えば、「あなたと関わりたくありません」という無関心、嫌悪、敵対心を示すメッセージです。スムーズに会話が弾んでいるのに、相手が視線を合わせなくなったら「話を切り上げたい」という気持ち。あるいは 「あなたの意見には賛成できない」という意思の表明と読むことができます。こんなときは話題を変えるのが賢明です。

細かく観察すれば、視線合わせと視線はずしの中間に、相手をちょっと見てすぐに視線をはずす「一暼」顔は横を向いていながら目だけで見る「横目」があります。これは好意と嫌悪の中間ということではなく、どちらかといえば嫌悪をあらわしていると考えたほうがいいでしょう。時には軽蔑のサインでもあります。下向きの横目であれば、軽蔑の度合いはより酷いと考えていいでしょう。

 

会話中、聞き手の目を見続ける人は自信喪失気味の人?

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視線の定まらない人は神経質で不安の強い人です。さて、話を会話中に絞って考えてみましょう。二人が何かの話に熱中している最中の視線の交わし方には、一定のパターンがあります。

話を始めるときには、相手の顔をちらりと見てからロを開く。これには相手の同意を得る意味が。また、相手の話が終わったかどうかを判断するためでもあります。話に熱中している間は、聞き手の目を見つめたり、視線をそらせたりする。ずっと目をそらしていたり、逆に相手を見つめたままであることは少ないです。

どちらかの状態が続くときは、聞き手に不自然な感じを与えます。そして、自分の話しが終わりに近づくと聞き手に視線を戻す。自分が話した内容が伝わっているか、相手がどう評価しているか、自分の話がどのような効果をもたらしたか、といったことを確かめるため。同時に、聞き手に対して、自分に替わって話を始めるように促すサインでもあります。

 

会話中は視線のキャッチボールが自然に行われている

一方、聞き手は、おおむね話し手に視線を合わせています。こうして、会話の最中に視線のキャッチボールのようなことが行なわれているわけです。聞き手が目を合わせてきたら「今度は私が話す番ですよ」という信号を送っているということですし、話し手が目を合わせてきたら「そろそろ、あなたが話す番ですよ」と目で言っているわけです。

互いにそのことを目の動きから読みとるので、話し手・聞き手の役割交代は意識していなくてもスムーズに行なわれます。ある程度親密な間柄であれば、このキャッチボールはごく自然に行なわれるでしょう。

 

これらの様なパターンからはずれる視線の場合も

自分が話している間中、聞き手の目をずーっと見つめ続ける人、いませんか?相手がどんな反応をするのか、自分の話が終わるまで待てない、自分の行動に自信がもてない人にこの傾向が強いと言えます。相手を支配したい、得したいという意思を持っている場合も、会話中の凝視をしやすいです。

逆に、話している最中にキョロキョロと視線を激しく動かす人もいます。これは神経質で不安の強い人。たえず周囲を気にして、あちこちに視線を配っていないと落ち着けない。当然その分、あなたへの集中度はそがれるので、そうした人と会話をするときは話の内容が正確に伝わったかどうか確認したほうがいいでしょう。