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仕事や色々な悩みを解決し隊

集中出来ないやる気が出ない!最近身体の調子が悪い!日々発生する色々な悩み解決方を考えていく


新型うつ病、その特徴とは?従来のうつと違う症状や対処法 若者に多い新型の”欝”

メンタル・感情 メンタル・感情-鬱(うつ)病

新型うつ病

最近では中高年のうつ病に加えて、20~30代の若い人達に従来とは違うタイプのうつ病が増えてきて、新型うつ病と呼ばれるようになりました。

従来のうつ病は周りの状況には関係なく常にやる気が起きなかったり、気分が落ち込む。新型うつ病はやる気や気分の落ち込みが周りの状況によって変化することが特徴的と言われています。

 

”職場うつ”とも言われる新型うつ病

たとえば、うつ病で自宅療養が必要との診断書が出されたので上司が心配して連絡をすると、家族などから「今、海外旅行に行っています」と聞いて驚いたり、休養が必要なのに英会話教室にいきなり通い始めたり。

仕事に復帰しても常に体調が悪い様子で、気分が落ち込んだり・攻撃的になったり・やる気がなくなったりと感情の起伏が激しいのですが、友人とは週末の旅行に元気そうに出かけるといった具合。上司には不可解な行動を取るため、別名「職場うつ、現代型うつ、逃避型うつ」などとも呼ばれています。

 

セロトニンが豊富な若年世代がかかる新型うつ病

ポイントは”気遣い”と”IT”です。今の若い人はとにかくよく気を使います。怒られ慣れていないせいか年配の人よりも慎重で、他人と違った行動をあまりとらない傾向に。就活時の黒いスーツは皆同じで、個性を重んじる割には周囲の目を気にしたりします。失敗体験が少ない為に完全主義的な傾向が強い。つまり、気を使いすぎる若者がセロトニンを必要以上に消費してしまうわけです。

 更に、スマートフォンの普及でいつでもどこでも情報を得ることができたり、暇さえあればゲームを楽しんだりしています。電車に乗ると前に座った人全員がスマートフォンとにらめっこしている光景に出くわします。

何もしなかったり、ポーっとテレビを見たり、音楽やラジオを聞いていればそれほどセロトニンは減りません。ですが一生懸命情報収集をしたり、ゲームに熱中してしまうことでセロトニンを多く消費してしまいます。現在の様な情報社会では、何もしないことにイラつく人が多く特に際限なくのめりこんでしまいがちです。

 

セロトニンの補充が早いといった利点が逆効果に

セロトニンが減っても若いので補充も早く、少し元気がなくなってもすぐに元気が出るので感情の起伏が大きくなります。職場でもいろいろな仕事が舞い込み、どれを優先してよいかわからなくなり、あっちこっちと手をつけたあげくにパニックに陥るような状態。

また、落ち着いて物事が考えられないので、動物園にいる熊のように室内をうろうろし、時には発狂しそうになって、大声をあげたくなったり、キレたり。これが焦燥感です。

 

気分転換を過剰に捉えて行動してしまう新型うつ

そんな状態が続いて医療機関に相談し、休職した後にもなるべく早く治そうと焦ってしまう。うつ病関係の本をどっさりと買い込んで読破する。多くの人に読まれるのが目的の本なので、ある程度の人に当てはまる一般論を展開する本が多く、自分に当てはまらない事もあります。

そういった本の中で、予防や治療方法として「気分転換しましょう!」という話が出てきます。それを見た新型うつ病の人は症状が中々よくならないと焦っているので必死になって気分転換しようとしてしまいます。真面目なのでマニュアルに忠実になるがあまり、自分が心地よいことを通りこして本や情報を自分なりに解釈して無理なリラックスをするようになります。これが休暇中の海外旅行や英会話教室に繋がるわけです。

 

誤解されがちな新型うつ病

治療をあせるがあまりに必死になって「気晴らし」をしているのですが、傍目から見れば「病気で休んでいるのに気楽なもんだ」とか「仮病じゃないの?」と言われてしまう。

これが交通事故などで骨折したのならギブスや包帯で痛々しい状態になっているのでわかりやすく周囲も同情的であり、本人も周囲も、治療はある程度の時間がかかることを理解しています。うつ病の場合は本人にも、周囲にも重症度や回復期間がわからないのでやっかいな病気です。

 

何をしても消費してしまうセロトニン

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体職中に家で何もしていないとしても、仕事や将来の不安を思い浮かべるだけでセロトニンは消費されていきます。暇だからといってインターネットやゲーム三昧はセロトニンを大量に消費してしまうので、やめたほうがいいでしょう。

逆に庭作業や荷物運びなどの単純作業をひたすらやるのは、体は疲れますが余計な事をあまり考えないので、セロトニンはあまり減らずに頭の休息となります。何もしないということは難しいことです。何かしないと不安といった焦燥感こそが無駄にセロトニンを消費し、回復を遅らせることになります。

治療のためには、なるべくセロトニンを使わない、頭を使わない生活をすることが大事です。安定剤などを服用して、気持ちを少しは落ち着かせるのも効果的です(あくまでも適量)いくら気晴らしをしてもよくならず、だからといって「治らないのはきっと気晴らしが足りないんだ!」と更に過激な気晴らしをすると、周囲から「本当にうつ病?」と疑うわれてしまいがちです。

 

セロトニンの減少と共に心に余裕が無くなっていく

また、セロトニンが減ってくると寛容性が少なくなると言われています。寛容性とは人を許す心、まあ、細かいことはどうでもいいや、と思う心です。他人のささいなミスでもあまり過激に指摘しませんし、少しくらいへマをして怒られても、「今度から気をつけよう」とすぐに気持ちを切り換える。セロトニンが減ってくるとこんな心の余裕も失われます。

現在、40前後の人はセロトニンが減ってくると「自分が悪いんだ」と思うようになり、色々な事を自分の責任と考えるようになります。これを「自罰性」と言います。しかし、現在の若年層は完璧主義の人が多い為に「自分は悪くない」と思い込んでしまい「自分がこうなったのは上司や同僚の責任だ」などと他人を責める傾向にあります。
これを「他罰的」と言います。

新型うつ病の特徴は「焦燥感」と「他罰性」にあると言えます。

 

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