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予定と段取りの関係性。段取りを取りすぎるとストレスになる

f:id:msnki:20160326193840j:plainあなたは将棋をやったことがあるでしょうか。将棋では、常に先を読みます。3手先、5手先、10手先といろんなパターンを想定して、最善の手を探していきます。これを日常生活や仕事に当てはめると、「段取り」に相当します。 あれをやって、 これをやったら次には何をやるという感じで、どんなことでも先を読んでいかなければなりません。

 

段取りと将棋の関係

そのため、仕事においても将棋と同じようなやり方で先を読んでいく つまりプランをしっかり立てていけば、 スムーズに仕事をこなせるだろうと考えていました。
しかし、これは半分正解で半分は不正解でした。まず正解の部分ですが、先を読む力を養うことでたしかに「段取りカ」がついてきます。このような能力は意識的に意識してつけていかないと養うのは困難です。たとえば、 料理もそうです。

料理というものは、実は相当な段取りカを必要とします。いくつかの料理を並行して手際よく、しかも美味しく作るためには先を読む力、 手順を組み立てる力が必要です。
普段料理をしていない人がそれを急にやれと言われても、 中々真似出来ないでしょう。

 

先が読めないのが日常生活

次に不正解の部分ですが、将棋だと駒の動きはルールで決められているので完全に同じ動きをしますよね。たとえば桂馬という駒は斜め前に進むといったちょっと変わった動きをします。とはいえ、動き方はルールで決まっています。突然動き方が変わったりはしません。ですから桂馬がこうきたらこう、と何手か先まできっちり読むことが出来ます。それに対して、 日常の作業や人の動きが一定ではありません。

たとえばAという作業をやったあとにBという作業をやるという場合に、Bという作業が間違いなく30分で終わるという保証はありません。もしかしたら倍の時間がかかるかも知れないし、15分で終わるかもしれない。Bという次の一手ですら不明確ということは、その次に来るであろうCという予定も同様に不明確なのです。これをもう一度将棋に当てはめてみましょう。

自分が手を打つ(ちなみに将棋では指すといいます) →相手が手を打つ→また自分の番、さてここで手持ちの駒を使って一気に攻めるぞ!…しかし、手持ちの金を使う予定だったのが、その駒が何故か突然銀に変わっていた。さて、どうしよう?!予定が狂ったぞ?わかるでしようか?日常生活とは、こんな感じなのです。

将棋の場合、 仮に10手先まで読んで詰むとわかっていたらそれでおしまいですが、 日常はそうはいかないのです。10個の作業をタ方までにこなさなければならないとしても「絶対にタ方5時までに終わる。完全に読みきった」なんてことは言えません。ですからいくら手順を考えてもストレスがたまってしまうのです。じゃあ時間管理なんて意味がないのかというと、そこまで否定するわけではありません。

ある程度の段取りは当然必要ですが、あまりこだわりすぎてはいけないということです。こだわりすぎれば、あなたのストレスを増やす結果になってしまいます。