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集中出来ないやる気が出ない!最近身体の調子が悪い!日々発生する色々な悩み解決方を考えていく


人に教える事で得られるメリット、人に教えてもらう事で得られるメリット

教える人と教えられる人

人の記憶とは当てにならないもので、どんなにいい本を読んでどんなに感動しても時間の経過とともに内容を忘れていってしまいます。

「面白い本だった」ということは覚えていても、詳しい内容はほとんど忘れてしまう。きっとあなたにも心当たりがあるのではないでしょうか?この理由は簡単で、読書が受け身なまま終わっているからです。

人に教える事で得られるメリット

情報を知識としてインプット(入力)するだけだと、結局は記憶力の勝負になります。受け身の状態で得た知識に対する記憶力はかなりいい加減なものです。そこで、面白い本を読んだらその内容を人に話す、というルールを設けましょう。

情報をインットするだけで終わらせず、積極的にアウトプット (出力) していくわけです。他者になにかを説明しようとするとき、私達は頭の中で情報を「再構築」することになります。内容を思い出し、そのポイントを整理し、論理の軸を組み立て、疑間点を一つずつ解消して、自分の言葉に変換していきます。

これをすることで、それまで借り物でしかなかったあやふやな知識が、しっかりと筋道の通った「本物の知識」になっていきます。しかも誰かに説明するのだから誤魔化しがききません。自分一人で読んでいたときにはなんとなく流していた疑問点にも、ある程度納得のいく答えを用意しないといけません。曖昧なまま放置しないという強制力が働きます。

また、人に話しながら自分自身が新たな気づきを得る事もありますし、会話の中から意外なアイデアが生まれるという効果もあります。

 

人に語ることで本物の知識になる

本を読む(この段階では借り物の知識)

再構築をする

自分の言葉で語るとそれは本物の知識に 

 

人に教えてもらう事で得られるメリット

教えてもらっている人

教えてもらうことのメリット、それは「時間や手間、そこに至るまでのプロセスを短縮出来る」事です。私自身、自分で一切調べもせずに「教えくださいと言ってくる人」は好きではありません。これは”感情的に嫌い”だというのではなく、そうした人はいつまでも成長できないし、結局は教えても無駄な事が多いからです。しかし、世の中にはどういうわけだか「何だか教えたくなってしまう人」がいます。

目上の人たちから可愛がられ、周囲からの応援を取りつけ、 いつも的確なアドバイスをもらって真っ直ぐに成長していけるタイプの人たちです。もちろんこれに勝る近道はありません。彼らの大きな特徴として、第一に素直さが挙げられます。なにかアドバイスを受けたら、 ひとまず実行してみる。これは教える側からしても非常に気持ちのいいことですし、またなにか困ったことがあったらアドバイスしようと言う気にさせられます。

また、聞き上手になることも大切です。相手の話に最後まで耳を傾け、決して話の腰を一折ったりしないこと。さらにわかったような口を利かない事。相手に気持ちよく喋ってもらってこそ、たくさんの話を聞き出せます。

 

愛すべき”教えて君”になるべき

別に知識をひけらかしたり、自分が有能であることをアピールする必要はありません。そして、ある程度までは自分で調べること。つまり「ここまではわかったのですが、この先かわからないんです」という態度で質問すると、相手もアドバイスしやすいし、応援したくなります。

愛嬌は武器です。愛嬌の無い”教えて君”など誰も手を差し伸べません。愛すべき”教えて君”になって、周囲からの協力をとりつけるようにすれば完璧です。

 

教えてもらう時の三箇条

・ある程度までは自分で調べる
・素直になる
・聞き上手になる

 

本や人から得た”正しい知識”はどんどん人に教えていきましょう。そうすることで「教えたい人、教えてもらいたい人」お互いにWin-Winの関係を築く事が出来ます。