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集中出来ないやる気が出ない!最近身体の調子が悪い!日々発生する色々な悩み解決方を考えていく


時間が十分あるはずなのに仕事がはかどらない!その理由とは?

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時間が十分あるはずなのに仕事がはかどらない。そんなとき、あなたの脳の中では何が起きているのでしようか?

あなたが「Z」という仕事にとりかからなければならないとします。そこであなたは考えます。「この仕事をやるためには、Aというやり方もある し、Bというやり方もCというやり方もある。A方式でいくとあそこがが面倒、 Bだとあそこが大変…」

このように、 将棋のプロ棋士顔負けであなたの中では複雑な読みが展開されているのです。そうしている間に時間がどんどん過ぎていきます。時間があればあるほどあらゆるプロセスにおいて、あなたの脳の中でこのような複雑な作業か繰り返されていきます。ですから、どんなに時間があっても時間が余らないのです。

「案するより産むが易し」で 迷わず始めてしまえばいいのですが、 それがなかなかできない。

これはあなたが悪いのでしょうか?安心してください。そんなことはありません。逆にあなたが優秀だからこそなせる技なのです。頭がいい人ほど、いろいろなことを考えてしまう。その結果、頭の中が混乱してしまうのです。自分を責める必要はありません。

・生産性はやる気と集中力で高まる

とはいえ、 必要以上に悩み、 効率が落ち続ける状況をこのまま続けるわけにはいきません。では、 どうすれば混乱に陥ることなく 、 生産性を高めていくことができるのでしようか?そのキーワードは、やはり「やる気」と「集中力」です。

ゼネラル・エレクトリ ック社ホーソン工場での有名な実験の一口ニ話があります。ある年、専門家グループが労働者の生産性を向上させるため、 この工場で様々な労働条件や労働環境を設定して実験を行いました。実験対象として、 モーターを組み立てる生産ラインで働く女性たちが選ばれました。調査員は彼女たちに 「最も生産性を上げ、なおかつミスを最小にするための最高の労働条件を探す実験である」と説明しました。

まず、製造部門の照明を明るくして実験しました。2~3 日もすると生産性が上がり、欠陥製品が減りました。査員たちは「わが意を得たり」と喜びました。そこで今度は、証明を暗くし、生産性の違いを調べようとしました。ところが驚いたことに生産性はさらに上がってしまったのです。

予想外の結果に「これはどうしたことか」と、他の労働条件でも実験を続けました。騒音の違い、室温の高低、作業員の配置と作業順の変更。ところが、どの条件でも実験前より生産性が向上するという結果が出たのです。これはいったいどういうことでしようか?

すべての実験が終わり、調査員たちは実験に参加した女性たちを集めて結果を説明した後、彼女たちに質問しました。「労働条件をいろいろ変えたにも関わらず、生産性が上がり続けたのはなぜですか?」すると彼女たちから、予期せぬ答えが返ってきました。

「私たちは何かに選ばれたこともないし、単なる労働者以上の扱いを受けたこともありません。ですから、この実験の被験者に選ばれたことが誇らしかったのです」

彼女たちは実験対象に選ばれたことを誇りに思い、高い「やる気と集中力」を維持して仕事に臨んだのです。その結果、実験条件がどのように変わっても、効率を落とすことなく、高い生産性を維持し続ける事が出来たわけです。時刻は刻一刻と過ぎてしまうのです。モチベーションを上げさえすれば、人間はどんな環境でも生産性を高められる。と言う話でした。時刻は刻一刻と過ぎてしまうのです。

モチベーションを上げさえすれば、人間はどんな環境でも生産性を高められる。と言う話でした。